Terraform の概念を理解し、AWS環境にEC2をデプロイできるようになりましょう。
[学習フェーズ]
学ぶべきポイント
以下について調べ、学習してください。
- IaCとは何か?手作業との差分、メリット(再現性・バージョン管理・自動化)の観点から
- Terraformとは何か?特徴は?
[実践フェーズ]
Terraform環境のインストール
- AWS CLI / profile設定
Terraformを使用するためには、AWS CLIがインストールされている必要があります。
また、TerraformがAWSへアクセスするためのIAM、アクセスキーやシークレットアクセスなどprofileの設定も行いましょう。 - Terraformのインストール
Terraformを利用するには、自身のPCにインストールして利用します。
Windows/Mac それぞれインストール方法が異なるため注意しましょう。
※tfenvという、バージョン管理方法もあります。+αとして試してみたい方は挑戦してみましょう。PS C:\Users> terraform version
Terraform v1.10.4 - 開発環境(VSCode)のセットアップ
Terraformの開発環境としてVSCodeを使用するのが一般的です。
また、VSCodeにはTerraformの拡張機能もあるため、併せてインストールしておくと開発効率を上げることができます。
EC2デプロイ
tfファイルを作成し、EC2をデプロイしましょう。概略手順は以下の通りです。
コマンドの詳細については次の「【F-9】Terraformコマンド」で学習します。
- プロジェクトフォルダの作成
- 初期化(terraform init)
- コーディング(現段階ではコピペでOK)
main.tfというファイルを作成し、以下を記述。
provider "aws" {
region = "ap-northeast-1"
}
resource "aws_instance" "example" {
ami = "ami-0c55b159cbfafe1f0"
instance_type = "t2.micro"
}
4. terraform plan
5. terraform apply
無事EC2が作成されれば成功です。
6. terraform destroy
EC2の削除が行われれば成功です。