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Byte(バイト)とbit(ビット)の覚え方を紹介!

ITパスポート・大学共通入試「情報Ⅰ」において、Byteとbitの知識は必要不可欠です。
しかし、これらの単位が覚えづらい、すぐに忘れてしまうという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Byteとbitの基本的な関係から、覚えやすい方法までを分かりやすく解説します。

Byte(バイト)とbit(ビット)の関係

コンピュータの世界における基本単位、Byte(バイト)とbit(ビット)。
これらはデータ容量を示す際に使われ、RGBデータ画像の容量計算や動画のダウンロードなどの問題が出題されます。
1Byteは、8bitに相当します。つまり、bitはデータの最小単位であり、8つ集まることで1Byteを形成するのです。
先ずは例題を見てみましょう。

問題:
インターネット接続速度が50Mbpsの場合、10メガバイト(MB)のファイルをダウンロードするのに必要な時間は何秒ですか?

回答:
10MBをビットに変換するには、10メガバイトを8で乗じてビット数を求めます。1MBは8,000,000ビット(= 8メガビット)に相当します。
10MB=10×8,000,000ビット=80,000,000ビット

次に、80,000,000ビットを50メガビット毎秒の速度で割ります。
50Mbps=50×1,000,000ビット/秒=50,000,000ビット/秒
80,000,000ビット÷50,000,000ビット/秒=1.6秒

したがって、10MBのファイルをダウンロードするのに必要な時間は約1.6秒です。

いかがでしょうか。
1Byte = 8bitの関係性を理解していないと解けない問題という事が分かります。

Byte(バイト)とbit(ビット)の覚え方

ここからはByteとbitの覚え方についてご紹介します。
おさえるポイントは2点です。

10メガ…1ギガ…?

まずはご自身で「10メガ」「1ギガ」と聞いてその後に続く単位を想像してみましょう。
ほとんどの人は「10メガバイト」「1ギガバイト」と答えることが出来たのではないでしょうか。
反対に「10メガビット」と答えてた人はかなり少ないはずです。
この「バイト」は「Byte」と同じであり、データ量の単位となります。

このように、バイト > ビット であるため、「M(メガ)やG(ギガ)を扱う場合は大きい方(Byte)を使う」と覚えてみてはいかがでしょうか。

大文字・小文字で判断する

Byteとbitを区別する際、さらに覚えておきたいのが、Byteの「B」は常に大文字であることです。
これに対して、bitは「b」と小文字で表記されます。この細かな違いが、大きな意味を持っているのです。
大文字の「B」は、より大きな単位であるByteを示し、小文字の「b」はより小さな単位であるbitを表します。
データの速度や容量を表す際にこの違いを意識することで、誤解を避け、正確な情報を把握することができます。

また、上記例題でも活用することができます。
50Mbps = bが小文字 =bit単位
10MB = Bが大文字 Byte単位
Byteのほうが大文字のため大きい = 1Byte は 8bit

これで単位の計算がしやすくなったと思います。

ITパスポート・情報Ⅰ対策はTechCIDAへ

Byteとbitの違いを理解し、その覚え方を身につけることは、ITパスポート対策や大学共通入試「情報Ⅰ」対策に必要不可欠です。
また、ITパスポート・情報ⅠではByteとbit以外にも計算・暗記、プログラミングの考え方が必要となります。
独学で難しい場合には、キッズプログラミング教室で学ぶことをお勧めします。

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