小学生~高校生のプログラミング教育の必修化により、子どもプログラミング教室に通う生徒は増加傾向にあります。
需要の増加とともに、プログラミング教室も増えてきました。
今回は、宮崎市の子どもプログラミング教室の種類や特徴についてご紹介します。
宮崎市の子どもプログラミング教室の運用形態
初めに、子どもプログラミング教室の運用形態をご紹介します。
プログラミング教育は2020年度から全面実施となり、そこからプログラミング教育の需要が高まってきました。
コエテコに掲載されている宮崎市のプログラミング教室数は2023年7月現在で32教室が登録されています。
プログラミング教室の運用形態別にそれぞれ見ていきましょう。
学習塾と併設されたFC教室
最も多い教室形態は学習塾と併設されたFC(フランチャイズ)教室で、トライやAxisが挙げられます。
宮崎市のプログラミング教室の半分以上はこの形態となっています。
学習塾の基盤があるため、認知度が高く駐車場や設備が充実しているメリットがあります。
また、5教科を主に教えていることもあり、小学生に対して分かりやすく教えるスキルは十分にあるはずです。
しかし、主要5教科を教えていた講師がプログラミングコースの授業を受け持っている場合が多く、その場合はプログラミングに関する専門的な知識やスキルはありません。
分かりやすく教えられる技術はあるけれど、プログラミングは理解していないという事です。
また、プログラミング教育は「プレゼン力」「質問力」「コミュニケーション能力」が育てられる教育です。
学習塾と併設されていると、他の生徒は授業中であるため、生徒同士のコミュニケーションが少なくなってしまいます。
プログラミング専門のFC教室
宮崎市で2番目に多い運用形態は、プログラミング専門のFC教室です。
QUREOやヒューマンアカデミー等が挙げられます。
プログラミング専門のFC教室では、FCの親会社からの教材を用いてプログラミングの授業を行います。
親会社の教材を利用する為、教材はしっかりしていますが、教える側の講師の知識やスキルがあるかは分かりません。
実際、FCオーナーを募集しているキャッチフレーズは「教材がしっかりしているから、オーナーはプログラミングが分からなくても教えられる!」と言っている親会社がほとんどでした。
そのような教室運営をしてしまうと、お子さまからの質問に回答できなくなり、お子さま自身も分からないままプログラムを組むことになってしまいます。
また、FC教室は使用できる教材が制限されています。
もともとIT業界は技術の進展が激しく、プログラミング教育市場も同様に日々進歩しています。
その中で、利用できる教材に制限があるとお子さまが最先端の技術や教育を受けることができません。
独自カリキュラムで運営するIT特化の個人教室
宮崎市で最も少ない形態は独自カリキュラムで運営する個人教室です。
主要5教科(国・数・英・社・理)は教えず、パソコン関連の事業を展開しています。
例えば、子ども向けプログラミングから中高生や大人を対象としたExcel、パワーポイント、動画作成等を教えています。
担当講師もIT専門の講師であるため、専門的な指導が可能です。
FC契約ではないため、独自のカリキュラムでプログラミングを学ぶことができます。
しかし、FCからのサポートがないため、広告や告知に時間が掛けられず、認知度が低い場合があります。
また、全て自前で教材を管理する必要があるため、教室ごとに品質が異なるというデメリットもあります。
宮崎市の子どもプログラミング教室の対象年齢
宮崎市の子どもプログラミング教室の対象年齢を調査しました。
小学生以下対象のプログラミング教室はほぼ無い
小学生以下を対象としたプログラミング教室はありませんでした。
そもそも、プログラミング教育の対象年齢が8歳からとしている教材が多く、5歳以下の教材はほとんどありません。
そのため、小学生以下を対象としたプログラミング教室はほとんど無いのです。
小学生限定の教室がほとんど
現在の宮崎市におけるプログラミング教室は、ほぼ小学生のみを対象としています。
32校中30校は小学生のみを対象としています。
この理由は、中学・高校生のプログラミング学習はテキストプログラミングが主流になり、講師側が教えられないためです。(※テキストプログラミングとは、プロが利用する英単語が並んだプログラミングのことを指します。)
また、未だ需要が少なかったり、中高生は受験や部活動があるためそちらを優先していることも理由の一つです。
中学・高校生向けの教室も増加傾向
中学・高校生向けの教室も増加傾向にあります。
宮崎市内では2校が中学・高校生向けのコースを提供しています。
中学・高校でもプログラミング教育は必修となっており、高校では大学共通テストの新科目「情報Ⅰ」も追加されました。
しかし、現状は上述した通り中高生のプログラミング学習は、テキストプログラミングが主流であり、教えられる講師側が少ないため教室数が少ないのです。
ただ、必要なスキルではあるため、今後教室数も増加傾向になることが予測されます。
ITに特化したの子どもプログラミング教室を選ぼう
今回は宮崎市内のプログラミング教室の種類や特徴についてご紹介しました。
プログラミング教室はFCで運営している場合や、塾と併設して運用している場合があります。
その他にも、独自カリキュラムで運営するIT特化の個人教室もあります。
プログラミングは、一朝一夕の知識で教えることはできません。
教室の運用形態や講師側のスキルにより教えられる品質にも差が出てしまいます。
エンジニア経験のある講師が在籍しているプログラミング教室をお勧めします。
TechCIDAでは、現役エンジニアが講師が在籍している、2023年に新規開校したIT特化型子ども向けプログラミング教室です。
小学生だけでなく、中高生へのテキストプログラミングへの指導が可能な教室です。
さらに、高校の「情報Ⅰ」対策も提供しています。
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