宮崎の子どもプログラミング教育の実態は？他県と比較してみた

子ども向けプログラミング教室の需要は、近年急速に広がっています。

GMOメディアの調査では、子ども向けは前年比113%の199億円と2桁成長を続けています。

今回は、宮崎におけるプログラミング教育の実態を調査しました。

宮崎の子どもプログラミング教育の実態

宮崎のプログラミング教育の実態を、プログラミング教室数・行政のプログラミング教育背策・プログラミング大会の観点から調査しました。

宮崎市のプログラミング教室数はコエテコに掲載されている宮崎市のプログラミング教室数によると、2023年7月現在で32校です。

32校という数字は全国的に見ると少ない数字となります。

九州の県庁所在地別のプログラミング教室数を調査した結果が下記です。

このように、宮崎市のプログラミング教室数は他の都道府県に比べて少ないことが分かります。

小学校から高校までプログラミング教育が必修化されましたが、宮崎市のプログラミング教育はどのように進んでいるのでしょうか。

行政によるプログラミング教育についてご紹介します。

学校におけるプログラミング教育の実施は、各学校の校長先生の意向によって左右されることがあります。プログラミング教育の必要性を理解し、積極的に取り組む学校もありますが、まだまだ普及が進んでいない学校も存在します。このため、地域や学校によってプログラミング教育の実態には差があると言えます。

なぜ学校ごとに教育の差があるのかというと、「必修化」は、「プログラミング教育を1年間に〇時間、学習の中に取り入れる」という考え方です。

そのため、校長先生の意向により、学校ごとに教育の差が生まれてしまいます。

また、他の原因として、教師側も教えられるスキルや時間がないことも挙げられます。

宮崎市も「未来の教室」として4校ほど取り組みと取り上げていますが、まだまだプログラミング教育の浸透には時間がかかりそうです。

Gigaスクール構想は、情報通信技術を活用した教育環境の整備を目指す政策です。

この構想は、宮崎県でも黎明期にあります。

学校のインターネット環境の整備やタブレット端末の導入などが進められていますが、まだ完全に整備されているわけではありません。

しかし、教育現場におけるデジタル化の動きは進んでおり、将来的にはより充実したGigaスクール環境が整備されることが期待されています。

各生徒にタブレットが配布されている場合もありますが、タブレットを使用する授業のみの間だけ、パソコン室からタブレットを持ってくるという学校も多くあります。

宮崎県では、子どもたちがプログラミングの成果を発揮する場として、定期的にプログラミング大会が開催されています。

これらの大会では、プログラミング教室や学校のプログラミングクラブなどが参加し、自分たちの作品を発表し合います。

また、競技会形式の大会もあり、他のチームと競い合いながらプログラミングのスキルを高める機会となっています。

宮崎では、3団体で開催されています。

大会の中には、表彰されると賞金が出たり、全国大会への出場が認められる大会もあります。

上記大会から、宮崎の児童が全国大会へ出場し好成績を残しています。

宮崎県の小学生のプログラミングレベルについては、全国で活躍する生徒もいることから、一部の生徒が高いレベルを持っていると言えます。

これは、熱心にプログラミング教育に取り組んでいる子どもたちが存在し、その成果が示されているためです。

しかし、全体的にはまだプログラミングレベルが高いとは言えません。プログラミング教育の普及が進んでいる一方で、まだまだ取り組みが浸透していない学校や生徒も多く存在します。

プログラミング教育の実施が義務化されていないことや、プログラミング教室数が少ない、教師のプログラミング知識や指導力の差などが要因として挙げられます。

現在の宮崎のプログラミング教育は、学校により方針が異なり、プログラミングを学びたい生徒が十分に学ぶことができない環境となっています。

プログラミングを学ぶには、知識のある講師が在籍しているプログラミング教室に通うと良いでしょう。

そこで、宮崎市のプログラミング教室「TechCIDA」をご紹介します。

TechCIDAは2023年夏に宮崎市生目地区に開校したIT特化型のプログラミング教室です。

TechCIDAでは、小学生から高校生を対象としたプログラミング教育サービスを提供しています。

現役エンジニアによる質の高い指導が可能です。現在、受講生を募集しております。

お気軽にお問い合わせください。